勝ち組トレーダーを本気で目指すために実践すべきこと

目次
 1.FXとは
 2.通貨単位
 3.レバレッジとは
 4.損益の値幅を示すPipsとは
 5.スプレッドとは
 6.スワップ金利とは
 7.取引時間別の呼び方




 FXとは

全くの初心者の方は、まずは基本知識の修得が必須になります。そこで本記事では、FX投資を始めるにあたり、必要な最低限の情報について解説していくこととします。

FXは外国為替証拠金取引の略を指し、基本的には為替レートの変動を予測し、当たれば投資資金を増やすことができます。

例えばドル円を118円で買い、その後円安が進み、121円で売却した場合、その差額の3円×取引通貨数分の収益を得ることができます。以下に取引時の例を図示します。



また、上記グラフで見ての通り、FXでは売りからエントリーすることができます。
売りでエントリーした場合、その後価格が下落するとトレーダーは利益を上げることになります。

細かい理屈を説明し出すと分けがわからなくなってしまうので詳細な説明は省略しますが、ここでは「買いでエントリーした場合は上がれば儲かる。」「売りでエントリーした場合、下がれば儲かる」とだけ覚えておけば十分です。

また、実際には日本に住んでいる皆さんは証券会社に円で資金を預けることになりますが、この円を担保にしてユーロ/ドルのように円を絡まない通貨ペアを売買することもできます。

実はこのあたりの話は基本的な話であるものの、自分で投資戦略を考える際には非常に重要な要素になるのですが、初心者を対象とした本記事では省くこととします。



 通貨単位

前章でも少しだけ登場しましたが、為替のポジションをどのぐらいの数量買うか/売るかといった数量の単位として、FXでは「通貨単位」が使われています。

例えば現在のドル/円の為替レートが1ドル120円の場合、1通貨単位=120円=1ドルを指します。

多くのFX業者では通常の最小取引単位を10000通貨単位(又は単に10000通貨とも呼ぶ)としているため、先のドル円の例に取ると最低1万ドル(円換算で120万円分)のポジション数分だけ建てる必要があることになります。

でも、「最低で120万円必要って学生や専業主婦にはいきなり敷居が高すぎないか?」と思われる方もいるかもしれません。確かに最低で120万円では誰でも始められるような金額ではないですよね。

そこで登場するのが、「レバレッジ」という仕組みです。この仕組みをうまく活用することで最低で6万円程度元金があればFXをスタートすることができます。



 レバレッジとは

ではレバレッジについて説明していきます。レバレッジとは「テコの原理」の「テコ」を意味する言葉ですが、自身がFX業者に預けた資金を担保に、多額の資金を借り入れることができる制度のことです。

例えばレバレッジが20倍の業者を使った場合、トレーダーがFX業者に6万円預けると、その20倍である120万円分の資金を借りてきて売買することができます。

このようにレバレッジを使うことで、誰でも少額の資金から投資を始めることができることがメリットとして挙げられます。

一方でデメリットもあります。自己資金の20倍もの資金を借り入れてきているわけですから、大きく市場が変動した場合に、最悪の場合、預け入れた資金以上に損する可能性があります。

なので取引する際にはしっかりとしたリスク管理を行い、また建てるポジション量も自己資金で目いっぱいかけるのではなく、ある程度余裕を持たせた形にする等、気を付ける必要があります。

また、このレバレッジですが、株式の場合は上限が3倍なのに対して、FXの方が余りにも大きい(個人の場合は上限20倍、法人の場合は100倍)ため、「FXは株よりもリスクが高い」と言われますが、その認識は正しくありません。

銘柄や市場によっても異なりますが、一般的に為替レートよりも株価の方が値動きが大きく、場合によっては数か月の間に5倍や10倍に跳ね上がることも珍しくありません。

一方で為替レートの場合は倍になることすらかなり珍しいので、値動きだけで比較すると、むしろ株の方がリスクが高いことになります。

それの差に対して、レバレッジの違いで相殺しているような形なので、あくまで印象ですがリスクの大きさという意味ではあまり変わらないような気がします。



 損益の値幅を示すPipsとは



FXでは1銭のことを1Pipsとカウントし、値幅換算で計算した場合に、どれぐらいの値幅を取った/取られたということをパフォーマンスとしてモニタリングしていきます。

私の場合、大まかに月間獲得Pipsは100Pips~500Pipsの間で推移していることが多いので、値幅としては1円~5円程度の値幅を取っていることが分かります。

収支管理で損益金額ベースではなくPipsベースで管理するメリットを説明するために、以下の2人のトレーダーの月間収支を比較してみましょう。

ケースA>
獲得Pips:300Pips、投資資金100万円、月間収支:+48万円
ケースB>
獲得Pips:200Pips、投資資金200万円、月間収支:+66万円

月間収支だけで言えばケースBの方がパフォーマンスが高いように見えますが、実際にトレードがうまいのはPipsが高いケースAの方になります。

投資のリターンを比較する際に最も重要な指標は利回り(利益額/投資資金)です。 利回りの比較でもケースAが48%となり、Bの33%よりも高い数値を示すため、ケースAの方がトレードがうまくいった月だったと判断すべきであることがわかります。

このようにPipsベースで月平均どの程度のパフォーマンスを出しているか把握することは、自身のトレードスキルを把握する意味でも、非常に重要な要素になりますので、覚えておきましょう。



 スプレッドとは



スプレッドとはFXを売買する上での手数料のことを指します。近年、「手数料」という名目の手数料はほとんどの業者では無料になっていますが、実質の手数料となっているのがスプレッドと呼ばれるものです。

例えば、ドル円で買値が120.05で売値が120.04の場合、スプレッドは1Pips(1銭)となります。

このスプレッドに対して注文した通貨数をかけると手数料の金額がはじき出されます。

このスプレッドは利用するFX業者によっても違いますし、同じ業者であっても相場の状況によって常に変化します。

例えば市場が閑散としていて、買い手や売り手が少ない場合や、逆に米国の雇用統計等、為替市場への影響が大きいと思われる指標発表前後の時間帯ではこのスプレッドが通常時の数倍に広がる場合があります。

FX業者選びを実施する場合や、トレードするタイミングを選ぶ場合には、このスプレッドが狭いかどうかを、常にウォッチしながら取引するようにしましょう。

(お勧めのFX業者については別記事で記載しています。)



 スワップ金利とは

ここまでは主に値動きの上げ下げを当てることで収益を上げる方法(キャピタルゲイン)に関することを念頭に話をしてきましたが、それ以外にも高金利通貨のポジションを保有し続けることで金利収入(インカムゲイン)を得ることができます。

例えば日本人に人気の高金利通貨として豪ドルがあります。低金利通貨の円を売って高金利通貨の豪ドルを買う、いわゆる豪ドル/円を買うことで年間で5%以上の金利収入を得ることができます。

一見値動きを当てにいくよりも安定収入につながりそうなイメージがありますが、実際には得られるスワップ金利と比較して、圧倒的に値動きによる損益金額の方が大きくなってしまい、「結局値動きを当てないと儲からない」という残念な結論になりやすく、初心者の方はスワップ金利は気にしないのが一番かと思います。

だんだん取引に慣れてきた方はスワップ金利のアービトラージにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。(海外FX業者を使う場合にはくれぐれも慎重に。)



 取引時間別の呼び方



FXや株式のトレーディングでは、取引する時間の長さに応じて名前がついています。

まず、一回の取引時間が数秒から長くても数十分程度の場合、そのトレーディングスタイルを「スキャルピング」と呼びます。

忙しいサラリーマンが家に帰ってきてからササっと取引するには手軽な印象の取引スタイルですが、一つだけ致命的な欠点があります。

数分程度の時間軸での収益を狙いに行く場合、その間に狙える値幅も当然小さくなり、数Pips程度になるかと思います。

そうなってくると、毎回取引で数Pips程度取られるスプレッドの比重が大きく効いてきて、長期的に手数料負けするリスクがかなり増大することになります。

以前私も数分程度のスキャルピングをやっていた時期がありましたが、なんと利益に占める手数料の比率が40%にも上っていました。

投資は確率と期待値のゲームですから、このように不利な戦場で戦い、わざわざ多額の手数料でFX業者を喜ばせる必要はないかと思います。

次に1時間程度から1日の時間軸で売買する取引スタイルをデイトレードと言います。

あくまで私の私見ですが、最もトレーダーにとって利益を出しやすく、かつ一度の取引で数10Pips程度を狙うような取引なのでスプレッドを気にする必要もない理想的な時間軸です。

デメリットとしてはサラリーマンの場合、取引時間がどうしても仕事をしている時間にかかってしまうことかと思います。(私の場合は売買を全て自動化することでこの問題をクリアしました。)

最後に1日を超えてオーバーナイト(ポジションを保有したまま翌日以降に持ち越すこと)する時間軸で取引するスタイルをスイングトレードと呼びます。

デイトレード以上にスプレッドは気にする必要がなくなりますし、1日に1回、トレードするか決済するかを決めれば良いので、仕事をしているサラリーマンであっても無理せずに取引することができます。

デメリットとしては一度の取引が長いので、経験値を積むには時間がかかることと、週末に持ち越す場合は週末に相場が激変した場合に大損の危険があることかと思います。

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